児童養護施設がわりとステキ環境だった話し。だいぶ。
こんにちは🤗
今日はちょっと児童養護施設にいた頃の話をしてみようと思う。
なんとなーくは想像されるかとおもうんですけど
大体そんな感じです笑(どんなよ)
わたしが居た施設は少し高めの塀で囲まれた広い敷地内に、体育館のような棟と校庭の半分ほどの庭、生活する建物は3棟あり2階建てそれぞれに2部屋。
3LDK(6畳×3、LDK12畳程)に12、3人。3歳〜18歳が共に生活をします。
[女子部屋•男子部屋•子供部屋]といった感じで分かれています。
(現在は変わっているかもしれません)
ベランダは広めで子供10人でピクニックごっこが出来たので、
今思えばステキ環境です!
大きなお庭にはボランティアさんの手作り遊具、少し奥の森には謎の工作小屋、
ぐるっと囲まれた壁の中でもなんとか楽しめるような世界を考えてくれていますね。
壁の一部だけ5 m幅の低めの黒い柵になっていて、よくそこに寄りかかって外の世界を眺めては選挙カーに向け全力で手を振っていたり外の世界がとにかく輝いてみえたものです。
この辺りで気付いた方もいるかと思いますが、そうです
絶対に、絶対に無断で外に出てはいけないのです。
お菓子を買いにさえ、です。※特別許可があればOK(お菓子も特別だったのになー
ダメダメと言われると、、出たくなるのが人間の性!
活発で好奇心と行動力ある子供にはムリなルールです。
しかし皆んな良い子ばかり、脱走した子はいませんでした、わたし以外。
鬼の形相で怒られました( ^∀^)
施設の1日のルーティンは、
6:30起床→8:00学校→15:00頃下校→自由時間→17:00門限※中学生18:00高校生19:00
夕飯は18:00頃、21:00〜23:00就寝
だいたい一般家庭と同じですね。
こういった感じで、わりと不自由ない生活の場を提供してくれています☺︎
敷地内にプチ塾もありましたし、月1出張美容師さんも✂︎ 視点を変えればセレブ(°_°)
不満を抱くほど比較対象がなかったから、知らないって幸せ☆
大人たちはそんな子供心をよそに「可哀想な子」「不憫だわ」と
いきなり泣き出す人もいますから困ります。
可哀想っぽくしてないとアカン雰囲気••
そこから「わたしは可哀想なんだ」と、変なスイッチが入り、
物事の捉え方が一気にマイナスに寄っていき、学校で会う一般家庭の友達との比較で
さらに「可哀想」さが真実味を増してくる。
わたしの場合は親戚もそうですがボランティアさんが多く集まるイベント時がそうでした
本気度といっていいのかわかりませんが、興味本位な感じの人や児童と純粋に楽しいことしようとしてる人、可哀想に••と憐れみの眼差しで見つめてくるお年寄りたち、
色んなキャラの大人が集まるのでそれはすごく楽しいんです。
きっと皆んなが優しい。何か役に立ちたくて力になりたくて来てくれてる。
子供でも感覚でわかるんですよね。
知らず知らずです。ホント知らずなんです。(3回言ってる笑)
一般家庭の子供と同じ学校なので、外出許可をとって友人宅へ遊びに行くうちに
うすうす6歳くらいから自分の立場がわかってくる子が多い印象でした。
もし何かの機会で児童養護施設の子供たちと携わることがある際は、
ぜひ、そのへんのうるさい近所のガキんちょで接することをお勧めしますw
実際そうですし笑
真面目な施設職員やボランティア意識高い系の方からは顰蹙をかうかもしれませんが関係ないです笑
事実、わたしが大人になった今でも心に残っている人がそうゆう人でしたから☺︎
自信を無くし泣きたくなる時、不安感で眠れない時、ふと思い出して何度も救われています。普通に向き合ってくれていたのが嬉しくて他人だけどとても愛情を感じました。
沢山ハグをしてくれて沢山叱ってくれた美人なアメリカ人ハーフのお姉さんも忘れませんずっと大好きです!
(規約を無視してプールや自宅に遊びに行かせてくれたのは時効♪)
大人が思うより子供ってわりと楽しいんでるよねって話しでした♡
次回は、[幼少期に必要なのはこれ!]をテーマに書いていこうと思います。